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2022年の後期高齢者保険証は2回届きます、ご存じですか

毎年、後期高齢者保険証は7月末日が有効期限が終わり8月1日からが新しい保険証となります。7月中旬から順次送付されますが今年2022年は2回送られてきます。ご注意ください。

新たに「2割」が追加され、「1割」「2割」「3割」の3区分となります。

目次

後期高齢者保険証とは

後期高齢者医療制度は、75歳(一定の障害がある人は65歳)以上の方が加入する医療保険制度です。 従来の老人保健制度に代わり、2008年(平成20年)4月より施行されました。

75歳になられると後期高齢者医療制度の被保険者となり当健康保険組合の対象外となります。新たに後期高齢者医療制度の保険証が交付されます。

後期高齢者医療制度の対象者
・75歳以上の方(75歳の誕生日当日から資格取得)
・65歳以上74歳以下の方で、寝たきり等一定の障害があると認定された方(認定日から資格取得)
被保険者の方が後期高齢者医療制度に切り替わると、被扶養者の方の資格は喪失します

被保険者の方が当健康保険組合の資格を喪失したことに伴い、被扶養者(75歳未満)の方も資格を喪失するため、新たに国民健康保険に加入するなどの切り替えが必要ですのでご注意ください。

2022年度は2度送られてきます

令和4年10月1日から、医療機関等の窓口で支払う医療費の自己負担割合が
現行の「1割」または「3割」に

新たに「2割」が追加され、「1割」「2割」「3割」の3区分となります。




一定以上所得のある方は、現役並み所得者(3割負担)を除き
自己負担割合が「2割」になります。※現役並み所得者(3割負担)の条件は変わりません。

令和3年中の課税所得や年金収入等をもとに、世帯単位で判定します。

※令和4年10月1日からの自己負担割合は令和3年中の所得が確定した後
令和4年8月下旬頃から判定を行うことが可能となるため
それまでは「自分は2割負担になるのか」等の判定結果についてお問合せされても
回答はされませんのでご注意ください。

・お住まいの市区町村の「後期高齢者医療制度担当窓口」

※見直し後の自己負担割合は令和4年8月下旬頃から判定を行うことが可能となるため
「自分は2割負担になるのか」等のお問合せに ついては、お答えできません。
2回の更新が分からない高齢者の方もいらっしゃると思います

ご家族の方が気をつけてあげてくださいね。

負担割合が変わる方もしらっしゃるため今年度は2回後期高齢者保険証が送られてくることになすのです。
●令和4年の保険証年次更新について(2回交付)
例年7月中旬に、8月以降の被保険者証を郵送にて交付しておりますが、令和4年度は
(1)令和4年8月1日〜令和4年9月30日の有効期限の被保険者証を、令和4年7月中旬に発送
(2)令和4年10月1日〜令和5年7月31日の有効期限の被保険者証を、令和4年9月中旬に発送
というように、2回に分けて発送いたします。

まとめ

2022年度以降、団塊の世代が75歳以上となり始め、医療費の増大が見込まれています。
*後期高齢者の医療費のうち、窓口負担を除いて約4割は現役世代(子や孫)の負担(支援金)となっています、今後も拡大していく見通しとなって行くことになるのでしょう。

*今回の窓口負担割合の見直しは、現役世代の負担を抑え、国民皆保険を未来につないでいくためのものです。


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