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認知症のパートナーを愛し続けることが、できますか?

先日、ドキュメンタリ番組でこのタイトルを見つけました、その日が来たら、あなたはどう向き合いますか?アルツハイマーの妻を高齢の夫が介護するドキュメンタリー番組に心を打たれました。

目次

14年間認知症の妻を支えた夫の思い

愛媛県伊方町で暮らす夫婦2人の物語です。 (2022年6月27日放送「NEWS CH.4」より)

介護をしていらっしゃるのは妻ではなく夫。夫の言葉や日記に心が打たれました。
やはり観ていて思うことは私がアルツハイマー型認知症になったら、夫はこのように介護をしてくれるのでしょうか。
無理でしょうね、よほどの覚悟がないと介護は出来ません。
自分の意思とは関係なく介護をするのではなく、愛する奥さんを夫である自分が介護をしたい、ただお世話をするだけではないのです、24時間ずっと看ていないとならないことに介護が始まって辛い、キツイ思いをしても乗り越えられました。

若年性アルツハイマー型認知症の妻を14年間支えて来た旦那様が妻を特別養護老人ホームに入所することを決断したのは要介護5だからではなく、奥様の記憶を木の葉にたとえ最後の葉っぱが落ちたこと、それは奥様が旦那様の名前が出なくなったことが決め手になったようです。
コロナ禍の中で入所することは、もう家に帰れないことを実感するのです、面会もままななりません。
これから夫として妻の介護を出来なくなったこれからを、力強く生きていただきたいと思います。

この動画は『薫ちゃんへ。~認知症の妻へ2165通のラブレター』で検索されると視聴できます。

老老介護は夫が介護をすることも当然の現代です

このドキュメンタリーをみてから同じような動画がないか探してみると、他にも夫が介護する動画が出てきました。
こちらも、奥様を愛してやまない旦那様の優しい介護の様子が映し出されていました。

介護はきれいごとではすみません、思ってもみない現実が襲って来ます。
夫が妻の介護をする方も、年々増えてきています。
私は前職が歯科医院で医療事務兼受付をしておりました。その時に介護状態の患者さんが来院されることも少なくありませんでした。

車椅子に乗って来院される奥さんも結構いらっしゃいました。
旦那様がかいがいしくお世話されているところをよく見ていたのです。

介護と言うと、嫁、妻が行うというイメージが強くありますが、夫が妻の介護をすることも当然ながらあります。

厚労省の推計によると2025年にはおよそ700万人、高齢者の5人に一人になるともいわれている認知症。
パートナーが認知症になることも十分に考えられる。
認知症と向き合う夫婦の姿を描き、「二人で生きる」夫婦の意味を考えたい。
認知症のパートナーを、愛し続けることが、できますか?その日が来たら、あなたはどう向き合いますか?

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