あなたがもしもの時大切なペット(家族を)どうしますか
高齢者の方が施設に入所したり、一人暮らしの飼い主さんが緊急に入院してしまい、猫や犬が置き去りになってしまうケースが近年問題になっています。
ペットと暮らしていると、万が一の時にどうするかを考えておくことが大切です。
いざという時に世話をお願いできる人を決めておくと、安心につながります。
1事前準備
自分に何かあった時に家に残されるペットをどうするか考える必要があります。
まず、残されたペットをどうするのかが1番大きな問題です。
誰に(どこに)託すのか、それをどのような形で伝える(残す)のかを準備しておくことが大切です。
では、実際にペットが取り残されないようにする準備をしていきましょう。
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2ペットの預け先
- 動物保護団体: 一時的に保護してもらえる場合がある。
- 里親募集: 新しい家族を見つけるための手続き。
- 親しい友人や家族: 信頼できる人にペットの世話をお願いする。
3法的手続き
- 遺言書: ペットの世話を誰に託すか明記しておく。
- 後見人制度: ペットのための後見人を指定することが可能。
4緊急時の連絡先
- 連絡先リスト: ペットの世話を頼む人の連絡先をまとめておく。
5ペットの健康管理
- 医療情報: ペットの健康状態や必要な医療情報を整理しておく。
6ペットの「緊急カード」や「ペット手帳」
・自分の財布・スマホケースなどに「家にペットがいます」と書いたカードを入れておく
7事故や救急搬送時に備える
・家の玄関などに「ペットいます」ステッカーを貼る人もいます
8地域のボランティアや保護団体も選択肢に
・一部のNPO団体は「飼い主死亡後の保護」などに対応してくれるところもあります。ただし、事前登録・寄付などが必要なこともあります
9エンディングノートに記載する
エンディングノートにペットのことを記載する際は、「誰が読んでもすぐに分かる・対応できる」ように、情報を整理して具体的に書くのがポイントです。
詳しくは上記に記載してある項目をご自身が伝えたいことを伝えてください 伝えたい思いは人それぞれペットへの思いは各々違うのですから、心からペットへの思いを伝えてください
これらの準備をすることで、万が一の事態に備え、ペットが安心して過ごせる環境を整えることができます。
また、その子の名前や食事の習慣、動物病院の連絡先などの情報を整理し、すぐに確認できるようにしておくと、周囲が対応しやすくなります。
例えば、玄関に『ペットがいます』と知らせる表示をつけたり、財布やスマホケースに緊急カードを入れておくのも、役立つ工夫のひとつです。
さらに、ペットを譲渡する側も、もしもの時にどうするかをしっかり確認し、ペットの未来を考えた準備をしておくと安心だと思います。
まとめ
ひとり暮らしでペットを飼うなら、自分に何かあった時の
「ペットのセーフティネット」をつくっておくこと
が、ペットに対する責任ある飼い主の姿勢です。元気なうちに、「誰に頼むか」「どこに預けるか」を準備しておくことが大切です。